詰んでるよね?

遊ぶ金びた一文無くなったここなっつです。
幸い今までの贅沢が功を奏して(?)
飲食以外には困りません。


積読がいっぱいあるしね。


詰将棋ってのは、覚えちゃってからも何度も繰り返すと
良いのだとか。
ヒマだけど頭を使う気分ではないので、久々に一手詰の本など
引っ張り出してみました。



将棋塾に入塾したばかりの頃、藤倉四段が首を差し出しているのに
7回も連続で一手詰を逃したそうでw
それを話したら西の王子山崎七段も「それって…」と絶句してました。


藤倉先生がキレてww 居残り一手詰30問を出すようになったのは
それからですw
んで、とりあえず
「毎日、一手詰を30問解くこと!」と課題を出され、購入したのが
この本でした。


こういう本だと、なぜか瞬時に解けるんですよね。
どういう構造をしているんでしょうね、私の頭は。


それは置いといて。
久しぶりに開くと、以前と違うところに目線が行く自分に気付きました。
以前は、相手玉と自分の持ち駒だけ見てました。
「一手詰」って言ってるんだから、それで良いのでしょうが。


今回は、相手玉ではなく、まず自玉を確認。


後ろの方の問題になると、駒が全部載ってるんですね。
で自玉を見ると、詰んでるんですよ!
これ、手番が相手なら投了しますよね、って局面です。
「これは脱出できるかもしれないけど、相手が角を持ってたら…」
相手の持ち駒に目が行く。
持ってるじゃないですか、角! 完全に終わってる!


これは何がなんでも詰まさないと負けます。
こんな局面にしなくても、一手詰問題作れると思うんですが!
プロが見たら投了図だと思うんじゃないでしょうか??


それに気付いてからは、もう相手玉より先に自玉に目が行き、
相手の持ち駒が気になり。
詰んでるんだけど、それでも逃げ道はあるのか?と無駄に考えてみたり。
それから、ようやく相手玉に目をやるときには、もう何が何でも
一手で詰まさないと死ぬ、という鬼気迫った感を自覚します。


自玉まで詰将棋になっているなんて、シャレてますね>椎名さん