意外と慣れない将棋用語

大盤解説のみならず、ネットでの棋譜中継コメントにまで
堂々と幅を利かす将棋用語。


「玉が固い」


これは良しとしましょう。
「玉(ぎょく)」は、寿司屋だとたまごの握りですよねぇ…
「堅い」も、スポーツ等でも「守りが固い」と言いますから
「ぎょく」さえ理解してしまえば、さほど抵抗はありません。


固いは「堅い」が正しいのかな?


いまだによく理解していないのが
「手順に」。
どういう意味なのでしょうか?
場面としては、数手先まで、両対局者が分かり切った手順で駒を
進めるようなときに使うようですが。


意味はなんとなく分かったけど、毎回笑ってしまうのが
「ここは、辛抱ですね」


まんま、「辛抱」なんですけどw
攻めたいけど、守らなきゃいけないときとか、
もう劣勢っぽいけど、なんとか勝ちの道筋をつけたいときとか、
そういうときに使うみたいです。
対局者が本当に「辛抱」しているわけでもないと思うんですけどw


「いや、それは変でしょう!」とツッコミたくなるのが
感想戦なんかで言われる
「暴れるしかなかった」


数手先まで読んでるわけですし、そういう手順を選んだのですから
不本意とはいえ、日常用語の「暴れる」とは意味が違いますね。
本当に暴れてたら、それ、将棋じゃないしw
これは、攻め込んで相手の陣形を乱すような指し回しを言うようです。


他にも色々ありますw
意味は分かっても、自分では使うまい! と思っている
永遠のど素人 ここなっつ であります。