23期竜王戦第四局:大盤解説

北アルプスの少女ここなっつ、2週間振りに始動!
だって!東京将棋会館での竜王戦第四局の解説は
木村八段ですから!木村八段Love Foreverですから!


ちなみに愛は永遠です。将棋世界06年9月号より(何


金曜といえども平日ですから、開始の5時に行っても
席はあるだろうなー、と思っていましたが、
アブナイ、アブナイ! 2分前に入った時点で5席しか
残っていませんでした。
このカードの注目度が反映されている感じですね。
しかも今日はどっちが勝っても決着にはならない番なのに。


2分前に余裕ぶって自販機でお茶を買ってましたら
大盤解説、始ってました(汗
お茶をとったときには背後に上野五段理事がいらっしゃいましたので、
どうやら私は上野理事による前説とやらを聞き逃したようです!!
梅田さんの新刊が紹介されていたんだそうな。


これからの終番、みなさま、前倒し行動をお薦めします。


今局に限らず、このシリーズは私には難解すぎます。
中継を観てると、もしかしてアマチュアが指してますか?と
思うくらい、手の意味が分かりません。


木村八段も「これは解説者泣かせです」と仰っていましたが、
ぃや、木村八段の解説はとても分かり易かったですけど♪
聞いてて「なんでそんな先のことまで読んで駒置いとくんだよ…」と
思いました…
頭の中に幾つ将棋盤があるんでしょうか。


印象ですけれど。
このシリーズ、将棋を観てる気がしません。
将棋のルールを使って、二人のプロ棋士が、違うゲームを考案
しているように見えます。
陣形とかね? 将棋塾の先生がこぞって
「みなさんは真似しないでください!」と言いそうな感じです。


でも木村八段は全部手が見えていて…やっぱり将棋なんですね(ハイ
今日の木村八段は毒舌でも自虐的でもなかったです。
ん? そうでもないか?
解説のために詰将棋をやりながら来た、と仰ってましたねw


どちらかと言うと、木村八段は羽生挑戦者の手の方がよく見える
感じです。以前の解説でも、羽生挑戦者の指し手をずばずば当てて
前日に羽生挑戦者と打ち合わせしたんじゃないか?と
思ったほどです。


羽生挑戦者は、相手の得意戦法や研究手にあえて挑んで、
それで相手を負かせてしまう、と仰ってました。
「被害者、多数…」だそうです。


同じことを、あるプロも言ってました。
「羽生さんは、対局者の得意戦法で勝ってしまうから、
 敗れた方はただ負けただけより、よほどダメージが大きい」と。


こう書くと羽生挑戦者の性格が悪いみたいになっちゃいますけど、
それがプロ棋士のお仕事ですからね♪


毎回書いてるような気がしますが、やっぱりプロ棋戦は
難解であればあるほど、おもしろいですね。
今局も終盤は頭がこんがらがりそうになりましたが、
大盤に向かって、検討を始めてしまう木村八段のお姿を拝見してると、
プロのことはプロに聞こう、と思いますw
解説してもらわなきゃ、分かるわけがないw


まー、正直言うと、今局はちょっと怖かったです。
テレビ中継は観てませんので(国会中継だったし!!苦情TELしときました!)
対局者の動画は見てないのですが、なんだか駒の動きだけで
緊張感が伝わってくる気がしました。


決着は最短でも第六局まで。もつれ合ってますね。
これからはさらに緊張するんではないかと、今から楽しみです。


んで。ここなっつ始動と書いておきながら、たぶん将棋塾は
休みますー。先生方、すみません。 体調、悪めです。
自分でも信じられんくらい、詰将棋三昧の日々ですので
手合いは上がらんと思いますが(汗
「不思議ちゃん」脱出を目指します(何