初めての投了

午前中にリハビリセンターに行き、クタクタな火曜日。
今日の連盟将棋塾、第一部はいつになく少人数。
二枚落ち二度目にして、四天王のラスボスといわれる
小池天王に当たってしまうw


しかし小池天王、私がミーハー的な生徒であることを
充分ご存知。この前のレディースセミナー襲撃のときも
遊々塾にいらっしゃいましたしね。


「定跡があやしいです」と自己申告すると、うんうん、と
了解し切ったご様子。
私の手が止まると定跡を教えてくださいました。
まだやったことのない、31銀引きの場合です。


やはり今日も指導対局ではなく、定跡の確認という感じ。
なんか二枚落ちのハードル高いなぁ。。


途中、小池天王が「金を置いておくとか」とアドバイス
くださったのですが、小池天王のアドバイスは理解していないと
小池天王の術中にまんまとハマってしまいます。


金は攻め駒にしたかったので「置いておく」なんていうのは
私的に腑に落ちなかったのです。
そこで桂馬を置いてみました。
「そういう手もありますね」とのことだったので
そのまま強行したのですが、結果的にこの桂馬は敗着で(汗
「金じゃないと、捕まらないね」と納得し合いました。


納得したのですが、中盤のまま終わるというのが許される雰囲気
ではなく、手番を渡すと詰まされるぞ、と思い攻め続け…
ついに王手がかけられない局面に。
「これは…逃げるしかないですよね?」
「逃げるしかないですね」


逃げたところで負けなんじゃん?と思ったのですが
「逃げるなら、ここですね」
「でしょうね」


逃げ続けて七手目、ついに私も
「あの…これはもう…」
「そうですね、詰んでますね」
「あ、じゃあ…」
「終わりでいいですか?」
「はい、負けました」


というわけで、初めて自ら投了しました。
詰まされて負けたことは初めてじゃないんですけどねw


厳密には、あと三手で捕獲されます。10手詰でした。
分かり易い詰めろだったので、手番渡した時点で
負けは分かったのですが。


そうかぁ!
最後の一手まで指さずに投了するプロ(だけじゃないが)の
気持ちが分かった気がします。
いいよね、お互い分かってるからここで終わりでw
そんな気分でした。


もし相手が全然分かってる様子なく王手かけてきてるなら
「間違え」を待ちますけれどww


難しい問題を出されると、それはそれで面白いので、
一見辛い小池天王の指導も楽しいです☆