名人戦第3局大盤解説

今日は名人戦第三局の二日目。全都道府県で大盤解説
ありましたw
4月末から北アルプスの麓でのんびりしていた私ですが
所用で、急きょ、本日中に帰京することになりました。


というわけで、自宅から一番近い将棋会館大盤解説へ♪
解説者で選んだだろう、とかそういうツッコミは無しでw


東京だけでも本日は3ヶ所で解説会がありました。
伊藤四段が毎日ホールで。「来てね」とレディースセミナーで
言われていたのですが、実家から直行するには将棋会館しか
間に合わず。
将棋会館は佐藤九段と桃子女流一級がご担当♪


佐藤九段の大盤解説は何度か拝聴しているのですが
将棋会館では初めてかもしれません。リラックスされて
いたのでしょうか、自虐ネタが以前より多かったような。。w


佐藤九段の解説は分かり易いし親切ですね〜
と思うのは、どこか贔屓目ですか?w


冗談(?)はさておき、一日目と朝一の様子はテレビで観て
知っていました。横歩取りなのに、その中では大人しめの
戦いだ、ということも聞こえていました。
が。
東京へ向かう特急列車の中で爆睡していたら、夕方からの
テレビを観ていた父から午後5時頃の局面が携帯メールで。



うわあああ! Σ( ̄□ ̄!!)


次の一手」しか読めない私には、これは先手良しには見えないし、
かと言って後手良しにも見えないし、ただ印象として
「なんて狭いところで戦っているんだ!」
…って、本当は盤面全部で戦っているんですけどね(汗


午後5時でこれですから、大盤解説の始まる6時に終局しているという
心配は皆無となりました。
それより「この将棋は終わるのか?」ってな印象で。


大盤解説では夕食休憩前までの進行が解説され、休憩直前?の
72手目、後手羽生名人の手が「次の一手」問題になりました。


今日の商品は豪華でした!!
扇子の他に羽生名人の話題の新刊

変わりゆく現代将棋 上

変わりゆく現代将棋 上


変わりゆく現代将棋 下

変わりゆく現代将棋 下


そして佐藤九段のサイン入り本4冊!! でも!!
この4冊、全部すでに持ってるんですけど!!!
佐藤康光の力戦振り飛車 (SATO Yasumitsu’s shogi)   佐藤康光の石田流破り (SATO Yasumitsu’s SHOGI)   佐藤康光の将棋を始めよう (NHK将棋シリーズ)


・・・の以前に、抽選に外れましたので選択の権利はありませんでしたw
佐藤九段の分かりやすいヒントのため、26人も正解者が居たそうですw


夕食休憩以後は、まもなく三浦挑戦者が一分将棋に入り、
佐藤九段の解説も慌ただしくなりました。
検討が当たり始めると将棋は終局すると言われるようですが
佐藤九段の検討はまるで当たらずw
読んでないわけではないのです。ただ「これはやらないでしょう」
という手が、ことごとく本譜では採用されているのですw
手が届くたびに、佐藤九段
「えっ?!」
「どうして?!」


あはw
佐藤九段。棋王戦第五局の終盤も、そうやって森内九段を
驚かせ困らせていたんですよw


棋王戦の終盤ではすっかり将棋酔いして、くたくたになってしまったの
ですが、今日は佐藤九段に酔っていましたので(何!
最後まで楽しく観戦できました。


終盤はもう自分でも考えよう、なんて殊勝な心がけは皆無でw
佐藤九段が一生懸命「詰み」を読んでいるのを眺めておりました。
あんな短い時間で読もうとしたら、本当に将棋酔いしちゃいますよ!
佐藤九段でさえ、なんとか喋ろうとしながらもつい読みに没頭して
まるで独り言みたいな解説になってるほどでしたから♪
「誰か教えてください」ってなことまでつぶやいてましたw



羽生名人の3三角は読み切っていたんでしょうか?
感想戦を全部聞いてみたいですね♪


んで三浦挑戦者、苦しい第四局を迎えることになってしまいました。
ぜひ踏ん張って「封じ手」練習の成果も見せて欲しいですね♪