弟B最新戦型で!

中学時代に将棋を指しまくったという弟B。
最近平手を習い始めた私と対局することに。


後手の弟Bの初手は 1四歩。


ええ?! Σ(●□●´;)


父も私もど肝抜かれました。


しかしやつの攻めは巧妙で、こっちは受けるばかりで囲ってる暇もなし。
弟Bは居玉。使う駒は角と飛車。
二局やって、惨敗。
恐るべし。


弟B曰く、基本を学んでいないから囲いは分からない。
だから攻め続けるしかない、だそうです。


こっちの玉がそこそこ堅いと、弟Bは「うーん」と唸ったあと
びっくりするような位置に飛車が浮き!
手、手が出せないです!


仕方なく歩で飛車を守ると、弟Bは
「じゃあ中飛車〜」と言いながら、またとんでもない位置に飛車!


「それ、中飛車って言わないよ…!」
「あ、そうなの?」


中飛車」とは言わない弟の手は「横歩取り」というやつです。
知識は無いくせに、やってることはほぼ横歩取りです。
なんて恐ろしいやつ!!


すっかり将棋をやる気をなくした私に父が
「仕方ないよ。ここなっつはとにかく平手を指しまくるしかない」
と、慰めになってるのか なってないのか分からないような
言葉をかけくれました。


子供の縁台将棋というのは馬鹿にできませぬ。