集中モード

週末、同窓会のために帰省して体調を崩し、
本当は月曜に帰京しようとしたけれど、一日延長。
実家からそのまま将棋会館へ向かいました。


木曜のビギナーズセミナーでは、自分に
「長考禁止」の制約を課して、なるべく「自然な手」を
目指したところ、訳の分からないただの早指しに
なってしまい、ついに天野先生が大盤を使って
「6枚落ちになったらこれくらい分かって欲しいんですよね!」
と半ば説教の指導。 orz


そんなんもあって、今日はとにかく冷静に、自分に
分かる手を精一杯指そうと、そしてやはり「長考禁止」を
課して臨みました。


しかし指導対局前の講義で、とても興奮。
手合いが飛車角の2枚落ちだったので私にはまだまだ
先の内容だったのだけど、手順や駒の使い方が
鮮やかで、こんな将棋が自分にもできるのだろうか?と
考えたら、心臓がバクバクになってしまいました。


そして指導対局の先生が告知されると・・・
ははぁ、今日は手合い試験になるかもしれないな。。


冷静さを欠いていた私は、遠山四段や伊藤四段の言葉を
思い出しました。
対局前に駒をひとつひとつ並べながら、集中力をだんだん
高めていくのだという話。


いつもは両手で片っ端から駒を並べてしまう私ですが、
今日は先生が「王」を置くのをじっと待ち、それから
「玉」を取って静かに盤にパチリ。
あんまりゆっくりしているわけにもいかないけれど、
今日は「玉」から順々に、駒を丁寧に
パチリパチリと並べていきました。深呼吸もしながら。


だからといって強く指せたわけではないけれど、
そうやって心を鎮めていくのも気持ちがいいものだな〜と
感じました。


手合い試験の結果は。そのうち報告できるでしょう☆