2012年の夏

かつてない不調に襲われ、指す将棋はおろか、観る将棋すら
ままならぬ状態です(涙)


春の職団戦もNEC応援団長として観戦に行くはずだったのに
あまりの不調に、NEC広報室の方からも
「無理しないで〜」とお見舞いの言葉を頂き、自粛。


優勝してんじゃん!!
野田総理のうち(!)に優勝、おめでとう。
これで歴代総理大臣杯皆得はNECだけですね。


全日本選手権(リコー杯)にも出場してるし。


プロ棋戦も、王位戦第一局の大盤解説に行ったきりでした。
が。
先日、運良く大和証券杯勝戦大盤解説抽選に当たり、
這うように行って来ました。
レディースセミナー仲間が事前に声をかけてくれたので、
ドタキャンしにくくなって、それが功を奏した、とも。


解説は木村八段、聞き手甲斐女流。
決勝は佐藤王将と郷田九段。
「ここなっつが行かないはずないよね」とセミナー仲間。


先手は佐藤王将。
佐藤王将の序盤は理解不能ですから、先手だとなおさら、
不可解さの魅力が光りますね。


持ち時間を使い果たして、30秒将棋になってから、ようやく
開戦か?という感じで、あとはどっちが最後まで間違わず、
より強く攻めを繋げるか!という激戦でした。


木村八段の解説も、木村八段のサービス力が発揮されて、
観戦を盛り上げに盛り上げました。


前からそうなんですが。
ど素人の私でも絶対に読めない手が木村八段には見えます。
例えば。


郷田九段が佐藤王将の王様のすぐ近くに金を打つ。
防御しなければならないので、佐藤王将は盤上の金を
郷田九段の金にぶつけるように「寄せるしかない」です。


とても自然な、ど素人にも分かる手です。しかし木村八段は
「寄せるのは金ですよ。王様寄せたら大事件ですからね!」


王様寄せたら王手です。トン死と言うにもひどすぎる。
オウンゴールですね。
そんな手はね、想像すらできません。
この状況でそんな手が見える木村八段の解説は本当に面白いです。


で、観れば面白いと分かっていながら、その後にケアを徹底しないと
ぶっ倒れる今は、なかなかイベントに参加表明できません。
ツイッター支部会に行きたいんだけど。
例え指導でも、今の私に対局は無理です。


先々週、一手詰め問題を解いていたら、間違えました。
一手詰めなのに!?
ショックでやめました。
今は、自虐的に将棋をするときではないですね。
プロのスランプとか、そういう試練とは違うのですから。


あー、ブログがまとまらない。