ハムスターに勝つレディースセミナー

久しぶりに連盟のレディースセミナーに行ってきましたw
講師は斉木二段。一年振り?
前回の講師メモに「終盤が良かった」と評価してくださった
「もしかして違うんじゃ…?」先生です。


斉木二段とは東京将棋会館で初夏に会いました。
大盤解説に行っていたときで、斉木二段は連盟サッカー部の
お仕事で。
セミナーのときはいつもスーツなのですが、そのときは
普段着で、いかにもスポーツやってる若者に見えました。
なのでここ半年、斉木二段のレディースセミナー評が
「王子」になったことに違和感が。
王子っていうよりスポーツマンでそ?


みんながあまりに「王子」「王子」と言うので
王子っぷりも見てみようとww


本当は入塾が一週違いで手合いもほぼ同じくらいの進捗である
将棋同期のちぃ様と久しぶりに隣合わせで指したかったから、
なのですがw


王子ですね。
王子と言われる理由が分かります。
物腰やわらかです。こちらの悪手にも「それやっちゃダメ」とか
きつい表現はせず「それはどういうことかというと」と
数手先までやってみせて、こちらが「うわ!ひどい!」と自ら
叫ぶような局面まで見せてくれます。


その王子に…
「不思議ちゃんですね…」と言われてしまいました (ノ_=`)
相変わらず「自然な手」が指せないようです…


王子:「これは… こう受けられたらどうするんですか?」
ここ:「こうですね」
王子:「そうするとこうしますよ」
ここ:「ですね。でもそこでこうすると」
王子:「ああ、それが狙いですか。
    … でもそうしたかったら、こっちの方が良くありませんか?」
ここ: Σ( ̄□ ̄ )


先生と少しでも長く指していたかtt(殴


ちぃ様とは望み通り隣の席♪
王子:「この間違いは僕もやっちゃいます。みんなやりますから
    気にしないでください」
ちぃ:苦笑
ここ:「慰めになってないよね? 何をやったの?」
ちぃ:「と金を斜め後ろに引いちゃったw」
ここ:(爆)「それなら私もよくやる!!」
ちぃ:笑
ここ:「駒は進みたい方向へ進むよね!」
ちぃ:「うんうん!」
ここ:「私なんかさぁ… この(7六)歩が(8五)歩を取ってさ、
    と金になるんだよ」
ちぃ:「え、そこ(五段)でと金?」
ここ:「そう、(8四)金の頭にと金。そんで同桂と取ってもらうのw」
ちぃ:笑
ここ:「駒は進みたい方向に成りたいように成るよね!」


このあと、ちぃ様はがぜん自信を取り戻されたご様子
orz ドウセ フシギチャンダヨ


不思議ちゃんはその後も不思議な手を指しまくり、王子を困らせ
続けたのですが。不思議ちゃんとしては、先生方に疑問を抱くのは


先生:「ここでこの手は思いつきませんでしたか?」
不思議:「それも考えたんですけど、こうされたときに分からなかったので」
先生:絶句
不思議:「こうはしませんか?」
先生:「しませんけど…それが分からないのなら、そうやってみましょう」


分からないからといって、なぜ「絶対やらない手」を
やりたがるのでしょうね? 理解させるため??
でもこの局面から先はけっこう長かったりします。


王子も例外なく「じゃあやってみます」と指されたのですが
「え、ということは本当はやりたくない手ですか?」
「まぁ。やりたくないですね(苦笑)」


本当だったらどう指すんでしょう?
そこから先も長くて、先生に不利なようには見えなかったのですが。
「絶対やらない手」に対して私はさらに不思議な手を連打したのでしょうか?


レディースセミナーはちぃ様だけでなく、友達がたくさん居ます♪
久しぶりか、と言われると、実はちぃ様以外の方々はイベントでよく
会っているので、そんなに久しぶりでもなかったりw
でも来月陣屋で挙式して愛知に移住してしまう方も居て。。
彼女とリアル対面できるのは最後かもしれません。
会えると思ってなかったので話ができて良かったです。


どうぞ末永くお幸せに♪