分かってないと悪手

以前から
「その手の意味、分かってますか?
 分かってないなら、指しちゃだめ」
とよく注意されます。


分かってるときもあるけど、分かってないときが多く。
たぶんですが、先生が「分かってる?」と聞く内容は
有段者くらいの筋なんだと思います。


私が「分かってる」と思うのは、その次の一手くらいで、
そのあとの指し方はそのとき考えよう、くらいのノリです。
だから「分かってない」と悪手になります。


じゃあそのとき、私に他の手が見えてるかと言うと、
その手以外は全く見えてないです(涙
例えば歩がぶつかってるから取ろう、とか
それくらいでその局面は対処しておけば良い場合でも
指摘されるまで気付きません。


指摘されても「それって…すごく手数かかるよね?」とか
思ってしまって、なかなか指せないです(涙


かと言って、そのまま難しい局面を続行すると
最短の手数でありながら、ものすごい長考になってしまうのですね。
当たり前ですが。


今日は「と金」1枚、持ち駒に桂1枚、歩2枚。
先生に銀1枚、飛車1枚持たれ、しかも成香まで作られてるのに
「攻めていいですよ」と言われ Σ(`□´ノ)ノ
そんな状況で「寄せよう」なんて発想は皆無でしたが、
その局面に誘導してしまったのは私自身なんですよね(−_−)


あー
羽生三冠のような、美しい自然な手がうらやましいー