将棋はやっぱり向いてない

体調不良がそう思わせるのかもしれませんが。
将棋界では名人戦第一局が始まり、今期の春が始まったという
感じで、将棋会館も賑やかだったのに。。


そんな中で一人どんより、将棋を教わってきました。


どんよりした原因のひとつに、救いの素、ホットの「はちみつレモン」が
将棋会館の自販機から姿を消したことがあります。
コールドに入れ替わってました…
ああ… ありえない服装での塾通いが続きそう…


今日は初めての平手。
とりあえず思うように指してみて。ということで
玉でも囲ってみようかと思ったのですが、あれ?手順が分からない…


先手なら居飛車と決めたので(ええ、不純な動機で)
いつもの美濃囲いじゃなくて矢倉にしようかな、なんて思ってたのに。
矢倉の手順だと銀が上がるんですよね?
でも角道開いてますから上げられないじゃないですか?
突然、自分の3手目でフリーズです。


んじゃ、金?


すると天野先生、なんと角交換!
まぢ? Σ( ̄□ ̄;


後手から角交換すると一手損なんですよね?
しかも素人相手だと角乱打の激戦にはならないから、これは
天野先生的には損な上に一回パスみたいな手だったんですよね?
そう思ったから、きっと今日は甘々で指導してくださるんだなーと
思いました。


平手がこわい、というのはあるんですが。
天野先生の指導は丁寧だし優しいし(特に今日は)、どんよりする理由には
なりません。そもそも、朝から今日は将棋モードじゃなかったんです。。


自分には将棋は向いてない、と改めて思っちゃったんです。
指導対局大盤解説が好きなのは、手の意味を教わるのと、そもそも
戦ってないからです。
将棋で誰かに勝とうとか、闘争心って燃えないんです。
それってダメダメじゃないですか!


あとは、自分に納得してないことです。これが一番、大きいです。


誰でもそうだと思うのですが、自分がやったことに対して
期待する効果がありますよね?
例えば毎日10kmのランニングをしていたら体重が1kg落ちた、とか。
期待するほどの効果が無くても、許容範囲がありますよね?
1kg減ると思ってたのに0.5kgしか落ちなかったけど、まぁいいか、みたいな。


その許容範囲に、私の将棋は居ないのです。
こんなにやってるのに、なんで出来ないの? です。自己嫌悪です。
「こんなに」って、別にすごいことじゃないですよ。
一手詰が詰められないんです。


一手詰ドリルとかやると楽勝です。でもちゃんと解説も読むし
何度も繰り返しやります。でも指導対局になると、その一手が全然見えません。
たぶん、一手詰ドリルじゃ克服できないところに居るんでしょう、私は…


こんなに筋が悪いと、イヤになってきますね…
向いてないにも程があるんじゃないかと。


でも老人ホームで将棋ボランティアができるようになるまでは続けますよ。