将棋塾復帰と佐藤九段の本
本日2月9日、ようやく将棋塾復帰を果たしました。
また2ヶ月近く休んだために頭が将棋脳になっておらず。
というより、病気でフラフラな感じです。
今日は石高二段に教わりました。私にとって唯一指導対局
してくださる女流の先生です♪
「ボケボケなんでユルユルでお願いします…」と言ったら
「じゃあ定跡のおさらいから♪」と、定跡通り指して
くださいました。感謝☆
石高先生には以前、私が普段絶対に指さない6枚落ち定跡を
教わりました。序盤で角を取られるのでキライなのですが、
その方が手数が短くて済む、というのに納得し、
いきなり小池五段との対局で試してしまいましたw
もちろんボロ負けです。
「いきなり指してみたら負けましたー」
「普段、指さないのに?」
「そうです。教わったから指してみよーと思って。
そしたら王手飛車をくらうわ…」
「あー!あれほど注意しろって言ったのに!」
こういう会話はやはり女流棋士との方がし易いと思いますw
今日はその角を取られる定跡をやりましょう、ということで
練習です。
なんか…こっちに即詰みがあったような気がするんですが…
今日の私はそれを確認する余裕すらなく、導かれるまま
指してきました。
ぶっちゃけ、体調はかなり悪かったので将棋嫌いになるのでは?
と心配したのですが、導かれたとはいえ、教わるとやはり
楽しいです。このまま完全復帰といきたいですね!
せっかく将棋会館に行ったので… 買っちゃいました。
佐藤康光の力戦振り飛車 (SATO Yasumitsu’s shogi)
- 作者: 佐藤康光
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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佐藤九段、ごめんなさい! 私には完全に宝の持ち腐れ!
でも。
私は佐藤九段の豪快な攻めが大好きなのです。
その分、転ぶときはド派手な気がしますが。。
まえがきによりますと
私は正直、力戦という言葉には抵抗がある。自分なりにしっかりと論理立てて指している意識があるからだ。しかし、あまり前例のない新しい分野である事は間違いない。常に初手より「力の入った戦い」の跡という事で納得する事とする。私は近年はこういう新しい戦いが好きである。モチベーションも自然と上がり、新鮮な気持ちで戦えるし、新たな考え方、思想に出会った時の驚き、喜びというのは棋士にとって得難い財産の一つだろう。
ということなので、転ぶことは考えず信じた道を行く!
という意味で、やはり豪快な攻め、という認識で良いですね??
宝の持ち腐れであることは変わらないのですが、
開いてみるとこの本、ひじょーに分かりやすい!!
まるで佐藤九段の日記というか、佐藤九段と話でもしながら
戦法を教わっているかのようです。
たぶんこのシリーズ、佐藤九段の考えてること全部本にしたら
百科事典100冊分以上になりますねw
ところで今日の指導対局ですが…
日めくり詰将棋を始めてから5手詰、7手詰問題を
考えるようになり、本日もどうやって寄せようかと
ずいぶん長い手数を考えていました。
「それも悪くはないですけどね…
こうやれば一手で詰んだんですよ♪」
Σ( ̄□ ̄ノ)ノ
相変わらず一手詰逃しが得意なようですw (w←じゃ×)