将棋塾復帰と佐藤九段の本

本日2月9日、ようやく将棋塾復帰を果たしました。
また2ヶ月近く休んだために頭が将棋脳になっておらず。
というより、病気でフラフラな感じです。


今日は石高二段に教わりました。私にとって唯一指導対局
してくださる女流の先生です♪
「ボケボケなんでユルユルでお願いします…」と言ったら
「じゃあ定跡のおさらいから♪」と、定跡通り指して
くださいました。感謝☆


石高先生には以前、私が普段絶対に指さない6枚落ち定跡を
教わりました。序盤で角を取られるのでキライなのですが、
その方が手数が短くて済む、というのに納得し、
いきなり小池五段との対局で試してしまいましたw
もちろんボロ負けです。


「いきなり指してみたら負けましたー」
「普段、指さないのに?」
「そうです。教わったから指してみよーと思って。
 そしたら王手飛車をくらうわ…」
「あー!あれほど注意しろって言ったのに!」


こういう会話はやはり女流棋士との方がし易いと思いますw


今日はその角を取られる定跡をやりましょう、ということで
練習です。
なんか…こっちに即詰みがあったような気がするんですが…
今日の私はそれを確認する余裕すらなく、導かれるまま
指してきました。
ぶっちゃけ、体調はかなり悪かったので将棋嫌いになるのでは?
と心配したのですが、導かれたとはいえ、教わるとやはり
楽しいです。このまま完全復帰といきたいですね!


せっかく将棋会館に行ったので… 買っちゃいました。

佐藤康光の力戦振り飛車 (SATO Yasumitsu’s shogi)

佐藤康光の力戦振り飛車 (SATO Yasumitsu’s shogi)


佐藤九段、ごめんなさい! 私には完全に宝の持ち腐れ!
でも。
私は佐藤九段の豪快な攻めが大好きなのです。
その分、転ぶときはド派手な気がしますが。。
まえがきによりますと

私は正直、力戦という言葉には抵抗がある。自分なりにしっかりと論理立てて指している意識があるからだ。しかし、あまり前例のない新しい分野である事は間違いない。常に初手より「力の入った戦い」の跡という事で納得する事とする。私は近年はこういう新しい戦いが好きである。モチベーションも自然と上がり、新鮮な気持ちで戦えるし、新たな考え方、思想に出会った時の驚き、喜びというのは棋士にとって得難い財産の一つだろう。

ということなので、転ぶことは考えず信じた道を行く!
という意味で、やはり豪快な攻め、という認識で良いですね??


宝の持ち腐れであることは変わらないのですが、
開いてみるとこの本、ひじょーに分かりやすい!!
まるで佐藤九段の日記というか、佐藤九段と話でもしながら
戦法を教わっているかのようです。
たぶんこのシリーズ、佐藤九段の考えてること全部本にしたら
百科事典100冊分以上になりますねw



ところで今日の指導対局ですが…
日めくり詰将棋を始めてから5手詰、7手詰問題を
考えるようになり、本日もどうやって寄せようかと
ずいぶん長い手数を考えていました。


「それも悪くはないですけどね…
 こうやれば一手で詰んだんですよ♪」


Σ( ̄□ ̄ノ)ノ


相変わらず一手詰逃しが得意なようですw (w←じゃ×



春うららかな将棋会館鳩森八幡神社の白梅と共に☆