王将戦、勝手に「次の一手」

「梅田氏編(後)」をお待ちだった方、すみません。
こうしているうちにも時は流れており、今日は既に王将戦
第二局だったものですから。


&「梅田氏編(後)」には未着手であり、なんとか無遅刻・無欠席で
出勤している身には、思い出すだけでも強すぎる刺激なのですw
ちなみにこのブログも、手書きで下書きしてから入力してます。
PCに向かう体力はほとんど無く。


前置きはさておき、王将戦、羽生王将vs深浦挑戦者。
第一局は毎日ホールで、佐藤棋王・かんな女流の大盤解説
大いに盛り上がった、あれです。


いつもの如く、棋譜再現画面をデスクトップに開きっ放しで仕事を
しておりました。途中で梅田さんが控え室に入って来た、との
コメント。「をを、もう和歌山にいらっしゃるのかー」と
コメントを読んでいたところを、隣人の石和さん(仮、男性)に
見付かりました。


報告し損ねていますが、私は新年から新部署へ異動になり、
本社高層階にて新業務に就いております。新部署では将棋塾へ
通っていることも言ってませんし、マイダーリンのプリントアウトも
飾っていません。


「あれ?何してるの?」 石和さんからのツッコミ。
「あ、あの、王将戦です」
「そういうのがあるの?」
「はい、今やってるんです、羽生さんが」
「それ、仕事とどういう関係があるの?」  イテッ
「あ、いや、仕事じゃないです、ぜんぜん…」
「ああ(笑) 仕事の合間の息抜きね!」
「はぁ、すみません…」


それからも手が進んだ時は盤ウィンドゥを見ていたのですが、
今日も全く難解な対局(だから私にとってはいつものことだってw)


同僚W(たぶん羽生ファン)に「羽生さんの手が分からない」と
再現画面URLをメッセージ。二日制の二日目と気付かなかったのか
Wからは「序盤の序盤だね。A級棋士の将棋が俺らに分かる
わけがないだろ」とのRes. これは序盤なのか??


昼休み前、私がPC画面に食い入るようにしてJIS規格を読んでいたら
石和さんが横からのぞき込んで「どう?勝ってる?」
ん?
「あら。将棋やってたんじゃないのかw」
「仕事中に将棋指すわけないじゃないですかーw
 これは今、和歌山で羽生名人と深浦王位が対局してるのを
 リアルタイムに再現してるんですよー」
「なんだ、そうだったの」


棋譜再現画面を出して「今、羽生さんが長考してます」
「ふうん」
45手まで駒を戻して「こうなりますよね」と一手ずつ進めます。
「と金、怖いじゃないですか。で、取りますよね?」
「うん」
「で、深浦王位の金が動いたんです。これが11時半くらいで、
 それから羽生さん、考えてます」
「これ、どうしたらいいの?」
「さぁ〜? 私だったらこのへんに角とか打ちますね」
「なんで?」
「だって、こっちにも利くし、あっちも広いし。。
 (石和さんは)どうします?」
「私は分からないから、いいやw」
そう言って石和さんは席に戻り、昼休みになりました。


昼休みから戻り、ひと仕事終えて、棋譜再現を動かしてみたら
羽生王将は角を打っていました。 石和さんに
「ほら、やっぱり羽生さんも角打ってますよ♪」
「すごいじゃない。あなた、将棋やるの?」
「ええ、10月からですけどw」
「なんだ(笑) じゃあ今日は羽生さんは負けだねw」


をぃをぃ (=∇=;


そもそも私が見てる盤と、羽生王将が見てる世界は別ですってば。
あんまりじゃないですか。。
これが大盤解説の「次の一手」だったら、色紙がもらえるところ
なんですよw