メモ見落としで大冒険

10月に入塾して計8回。将棋日和の佐藤(慎)四段との指導対局
9月の体験入学も合わせると、なんともう10回目です。
おそろしー
未だ7枚落ちもさることながら、時々角を真横に動かしたりするあたり。
得意・不得手以前の問題な気がする。


ええ!そして今日もやってしまいました!!!
伊藤先生ごめんなさい!! とんでもないミスでした!!



7枚落ち。難しい方で。ということで対局開始。相変わらず
以前教わった定跡通りに、9筋まで飛車が行って、そのまま成香、竜で
闘う戦法。(たまには他のもやってみないといかんのかな?)


ところが。
今日は△93歩・83歩と居るところへ△84金。ここで私が腕組み。
う〜ん。
普通であればそのまま▲95歩と進むのであるが・・・
メモ帳に「角で金を取る。歩で角は取り返される」と書いてあります。
これが7枚落ちの定跡だと教わったのです、だいぶ前に。


「歩で取られると分かってて、角で取るのが定跡ですか…?」
「それ、僕から教わりました?」
「いいえ、違う先生からです」


でも、どう考えても変。よりによって歩で角を取られる?しかも序盤?
しかも7枚落ちで、なぜみすみす強い駒を渡す??


「んー、でもそういう手も無くはないです、やってみましょう」
ということで、角道は絶対に読めないくせに先生に角を献上。


この厳密には「レディース・セミナー」と呼ばれる指導対局では
特に初心者には、先生はあまり怖い攻めはしてきません。
褒めて育てる方針なのでしょうか。
とは言え、やはり伊藤先生は角を使いました。しっかり馬にしてw


終盤になり(というか、今日は中盤から全然わからなかった。涙)
どこかで見た駒の並び。
「あー、これ知ってる!一間飛車ですよ♪これはここに金を打てば必勝♪」
ほらね、取れないでしょう?などと美人マダム中村さん(仮)に
話しかけて、メモ帳を見ると。
「何を指しても必勝」と書いてあります。
何を指しても? 持駒は金1枚、歩4枚。 なら歩でいいじゃん。
とばかりに歩に指し直して、ご機嫌で先生を待っていると。。


盤の向かいに立った先生の口からいきなり出た言葉が
「それ、反則(二歩)です」


 ギャー Σ( ̄□ ̄l||)


慌てて金に指し直そうと手を伸ばしたところで、さらにひと言
「しかもそこは馬が利いてますからダメです。落ち着いてよく見て」


角ですよ。絶対に読めない角道ですよ。しかもハムと戦ってるときは
角道気にしすぎて飛車を歩の前に打ったりしますよ。ハムは非情です。



通算10回も教わっていてコレです。それでも悪手のときには先生が
無言で指し直しをしてくださるので、我ながら馬鹿と思いながらも楽しんで
います。


感想戦のときに伊藤先生は「さっきの角を切ってきたところですけど」
角を使うのは▲94歩みたいなときに、△96に歩を打たれたときだそうです。
「まぁ今日みたいなとき(7枚落ち)は、それでも敵陣に切り込めるので
 角を切っても大丈夫、ということです」
「はい」


そうなんです。。伊藤先生、ごめんなさい。メモ帳読み返しました。
「84に金がくるので、角で取る。歩で角は取り返される」の上に
96に歩を打たれたら」と書いてありました(涙)


そしてメモの日付を見る限り、それを教えてくださったのは
伊藤先生ご担当の日でした(号泣)
やっぱり歩と角の交換なんてありえませんよね。あー伊藤先生、ごめんなさい。。


私のメモ帳は危険です。大冒険の落とし穴がびっしり書かれています。
さて12/6今日のメモは・・・
・角を切らずに、△84金のときに▲93に成香
→▲83に成香+93竜
ほらほら。。
これって「△84金が逃げたら」が抜けてませんか?(涙)


■蛇足 伊藤先生は
嵐のリーダーに似ているといううわさ♪