将棋は分からないから面白い?

先日、初級者が将棋を楽しむための工夫をされているサイトを見付け、
私なりに(実は読み込むのにかなり苦労した)考えてみた。
http://d.hatena.ne.jp/green_summer/20081005/shogisiroku


私が変わっているのかもしれないが、将棋が分からない人は
将棋の分からなさが魅力だと思った。
ある程度ルールを知っていれば(最近、私はそれもあやしいと気付いた)
ある場面で「先手が強そうだな」と思っても、かなり遠くから
後手の角が飛んできたりすると「うわーw気付かなかったーw」ってな
アホな喜び方をする。
たぶん、ちゃんと指せるプロやファンは、そんなの当たり前じゃん、
ってところなんだろうけど。


先日、遠山棋士の「遠山雄亮のファニースペース
http://chama258.seesaa.net/article/107690366.html
で、名人戦棋譜速報 http://www.meijinsen.jp/
があると紹介されていたので、早速、申し込んでみた(有料)。
ちょうど遠山棋士の対局の日で、結果が気にもなっていたしw


ふと考えてみると、私が大盤解説を見に行く時は全部
羽生棋士の対局で、他のプロの棋譜再現をみるのは初めてだった。


いやー、驚いた。
それまでとは全然違うんだもの。いろんな戦い方があるんだなー。
周知の事実だが、実感した、という感じ?
ぜひ時間の許す限り、多くの対局の再現を見ようと思う。


もちろん、内容は全然分からないのであるw
実際に翌日の遠山棋士のブログを読んで、自分の解釈がはるか
及んでいないことが証明された。でも「楽しんでくれ」という範囲で
良ければいいんじゃないかなーw(自己弁護w)


将棋は嫌いだ。今でも一手打つのに、それこそ自分の想像できる限りの
可能性を考える。今は一つの駒(王)だけ見ていればいいのだが、
これが平手になったら戦場だらけでたまらんなぁ…と思う。
小学生の時と同じように、頭がオーバーヒートするだろう。


ところで、どうして急に嫌いな将棋を「嫌い」と言いつつ
見たりやってみたりしてるのか。。
性格と言えばそれまでだけど、まぁ知的好奇心が刺激されたというか。
「分からないのが魅力」だから「分かりたい♪」のである。
たぶん「分かった」ら飽きるのだろうが、幸い(不幸にも??)
将棋は奥も幅も広そうだから、そう簡単に飽きることはないと思われる。


以前、突如として着物にハマったことがあるが、その時も母はびっくり。
成人式にすら「洗濯が面倒」という理由で、振袖を持っているくせに
着なかった私が、いきなり着物を買い漁っている(笑)
もちろん着付けはできないから最初はネットで調べて、そして
最後は(結果的に最後になった)着物教室の体験コースに行って
着付けを覚えた。キモノde銀座散歩なる行事にまで参加した(爆)
そこで着付けの先生方に「着付けOK」をもらって、満足。


やっぱりねー。自分の知らないことを周囲がやってると
気になるもんだよね。自分はそれでプロになろうとは思わないけど
知らないことは知ってみたいじゃん?
好奇心…って言葉で片付けちゃってもいいや。今回は許す。


そういう刺激には曝されていたいなぁ…と思う。
(だから病気が治らないwww)