歩を「と金」に変える人材活用術

届きましたよ♪


歩を「と金」に変える人材活用術―盤上の組織論

歩を「と金」に変える人材活用術―盤上の組織論


「この値段で文庫本ってことないだろ」と思っていましたが
やっぱりハードカバーですね。覚悟はしてましたよw


購入の決め手は6/23(月)付け、梅田さんのブログにあった
■量が質に転化する瞬間
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080623/shg0806230330000-n1.htm
であったことをご存知の方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、羽生棋士が何を言ってるのか全部知りたい!からですが、
以前、将棋の本を買うのを断念したことが実は根にあって
ちょっとリベンジ系はいってるんですよね。


12/27「書こうかどうか悩んだこと」
http://d.hatena.ne.jp/green_summer/20071227/p1
頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)
作者: 渡辺明


この時は、梅田さんが帯原稿を書かれたということで、書店で見つけて
手に取り、中身をパラ見したら… ぜんぜん分かんなかったんですよ。
冗談じゃないですが、宇宙語でしたよ。根気よく読めば、もしかしたら
将棋の本じゃないかもしれないけど、もう私には「将棋が強くなるため」
の本にしか見えなかったのです。敗北感とともに、棚に戻しました。。


当時は知らなかったんですが(今も知りませんが)
これ、渡辺竜王が書かれたんですね? 先日の棋聖戦観戦記の中で
「1秒も考えなかった手だよー」と叫んだ方ですね?
お陰様で、観戦記以降、「饒舌で明るく楽しい人」というキャラが
私の中に勝手に構築されています。


で、今回のリベンジですが。ネットで買っているので、中身が
分かりません。もしかしたら宇宙語の可能性があります。
「在庫一冊、お早めに」に後押しされたのもありますが、
・「歩」を「ふ」と読めたこと
・「歩」が成ったら「と」になること =ちょっと強くなる
成ると「歩」の分際でも強いんだぜ(と言っていると思われる)
の3点が理解できたからです。まんざら、私の将棋の知識だけでも
読める本かもしれないぞ、と(笑)


今日はぶっ倒れてる身だし、読むのは週末になると思いますが
パラ見した限り、かなり面白そうです。ほとんどが
羽生棋士と二宮ジャーナリストの対談のようです。
将棋も例に上がっているけど、それよりも「プロとは」みたいな
会話をしているように見えますね。あくまでパラ見ですが。


ここに渡辺竜王と将棋ソフト「ボナンザ」が対局した際の羽生棋士
講評が載ってました。竜王vsボナンザの記事はどっかでも読んだなぁ。
つい最近だけど、どこでだったでしょう?
この3ページだけ読みました。ルールや確率、鉄則に従ってても
所詮、人間の(ただし竜王の、ですけどね!)頭脳には敵わないようです。
人間は何を考えるか分かりませんね。罠はったり、それこそ
「1秒も考えなかった手だよー」を打ったりするわけですから。


でも正直に言いますと。なぜプロがソフトと対局なんかしたのか、と。
違和感ですね。仮にボナンザが勝ったら全然おもしろくない(私は)。
やはり将棋は勝敗よりも「過程」が大切だから?


怒られるのを覚悟で会社のネットから買ったのに、在庫はまだ
二冊もあるそうですよー!! 欲しい方はお早目にww