ツイッター支部会に行ってきたよ♪

将棋を指せる状態ではなくなって、2月からツイッター支部会への参加も
自粛していました。


自粛宣言した直後に、次の指導は木村八段!と知って
悩みに悩みぬいたのですが(涙。涙)自粛しました。


大和証券杯観戦に行ったとき、ツイッター支部仲間から
「次の指導はみっくん(佐藤王将)だよ」
と知らされ!
木村八段の指導にも行けなかった私が、佐藤王将の指導に行けるのか?!
葛藤に葛藤を繰り返し、支部長には前日まで返答を待ってもらい、
「やっぱり、みっくんを間近で見たいので行きます」と
連絡しておきながら、NHK杯を見ているうちに具合が悪くなってきて
やっぱりドタキャンか?と苦悩し…


佐藤王将とは何度かお話したことはあるのですが、とても
雑談とかそういう雰囲気ではなく。
それに比べ、ツイッター支部会のアットホームな、どうやったって
雑談にしか見えない空気は、もうプロ棋士とファンの敷居は皆無だよね、
という感じで。


その空気を知っているがために、ドタキャンなんて死んでもイヤだ!と。


行ったときには、もう指導対局が終了し、次のプログラム、大盤解説
始まるところでしたけどねw


大盤解説大和証券杯決勝の対郷田九段戦でした。


将棋そのものは木村八段の解説を聞きながら見ていましたので
どういうものだったのか分かってはいたのですが、
指しているご本人がどう読んで、どう感じて戦っていたのかは
おおいに気になるところ。


聞いてよかった♪
私が「あれはどう思って指したんだろう?」と思っていた場面は
実は強気で指されていたことが判明。


支部長が
「聞き手の甲斐女流が、佐藤王将の序盤は全くわかりません、と
 言ってました」
と言うと、佐藤王将笑って
「私もわからないときがあります」


ツイッター支部ですから、なにか発言したらすぐに呟かれてしまう
リスクは重々承知されていたと思います。ですが、
それでも、ふだんは聞けないようなお話をいっぱい聞けました♪


そして… これって書いていいのかなぁ。


ツイッター支部会のあと、打ち上げのようなものがあります。
指導棋士は、半ば強制的に連行されます。
ちなみに打ち上げといっても、基本、酒なしです。


そしてそこで、信じ難い棋士応援を披露します。
なかでも佐藤王将への応援は、下手すると本人を怒らせるかも?
というほど過激なもので。


それを2月に見た木村八段は
「ぜひ本人に見せて。喜ぶと思います」
と言ったとか言わないとか。


この後押しがなければ、ちょっと佐藤王将ご本人の前では
披露するのがためらわれる、それくらい派手な応援です。


明日が対局というのに、この打ち上げに連行される佐藤王将。
最初は何が始まるのか見当もつかない、というご様子で、
迷惑そうでもないけど楽しそうでもない、という感じでした。


しかし、徐々にその刻は迫り。次第に盛り上がっていくものの。
土壇場でひるんで「やっぱり、やるの?」と言った私に、
支部長は一言、
「仕方ない」


この「仕方ない」は、ここまで来たら、もうやらなきゃ
かえって佐藤王将に失礼だぞ、という意味です。


で、問題の応援披露になったとき。
佐藤王将の表情が見える位置には居なかったのですが、
鏡に映った横顔からして、どうやら大ウケだったご様子!
いや、たぶん、他にも棋士がいたら
「え、ちょっと待ってよ!」とか
「やりすぎでしょう、これは!」とか
仰っていたような気がします。


でも、こちらも捨て身で応援しているのはご理解いただけたようで
ひとしきり笑ったあと
「今後も期待に沿えるような将棋を指したいと思います」
と笑顔で応えてくださいました。


酒が入ってなくて、よくあんなことができたなぁ、と
我ながら…たぶん他のみんなも思っていることでしょう。


たぶん、私の今年一番のハプニング(?!)になりますね。


って… 支部会員でない方には理解できませんよね。
ということでバラします。
応援のエールの中で、全員で声を揃えて言いました。
「ヤスミツ、ときどき変態序盤!」